コレステロールや中性脂肪、脂質異常症に関する以下のお悩みを取り上げました。
コレステロールと卵の関係は特に気になっている方も多いのではないでしょうか。
りんくう総合医療センター（大阪府泉佐野市）理事長の山下静也先生の回答をぜひご一読ください！
Q 卵を1日3個以上食べることを勧める記事を読みました
Q コレステロール値が高くても1日1個は卵を食べるべき？
Q 体重を減らすとコレステロールだけでなく筋肉も落ちてしまう
Q 糖質制限をするとコレステロールが上がる？
Q LDLコレステロールとHDLコレステロールの両方とも高いです
卵については、適切な摂取量が重要ですね。一般的には、1日に2〜3個の卵を食べることが目安とされています1。なぜなら、卵はタンパク質を豊富に含み、アミノ酸の摂取量を考えるとこの量が適切だからです。ただし、個人の健康状態によって異なります。例えば、LDL（悪玉）コレステロール値が高い人は、1日に卵を3〜5個食べるのは問題です1。コレステロールを下げる薬を服用している場合も、適切な量を守ることが大切です。
コレステロールを気にする場合、以下の食材を摂取することをお勧めします。
オート麦と全粒穀物: オート麦や全粒穀物は水溶性繊維を豊富に含み、コレステロールを下げるのに役立ちます。
豆類: 豆は水溶性繊維が豊富で、食後に満腹感を持続させます。
野菜: 特に茄子とオクラは低カロリーで水溶性繊維を含んでいます。
ナッツ: アーモンド、クルミ、ピーナッツなどのナッツは心臓に良いとされています。
野菜油: カノーラ油、ヒマワリ油、サフラワー油などの液体野菜油は、バターやショートニングの代わりに使用することでコレステロールを下げます。
リンゴ、ぶどう、イチゴ、柑橘類: これらの果物はペクチンという水溶性繊維を含んでおり、LDLコレステロールを下げる効果があります。
植物ステロールとスタノールが添加された食品: マーガリン、グラノーラバー、オレンジジュース、チョコレートなどに添加されています。1日に2グラムの植物ステロールまたはスタノールを摂取すると、LDLコレステロールが約10%低下します。
大豆: 大豆や豆腐、豆乳などはコレステロールを下げる効果があります。
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